100 STORIES TOPICS「100のおもろいこと」トピックス
2022.05.16
野菜と果物のアンバサダー フレデリック・ジョノー氏(MOF)来校
みなさん こんにちは!
5月14日のオープンキャンパス開催日に、
フレデリック・ジョノー氏(MOF)が来校され、
特別講習をしてくださいました。
フレデリック・ジョノー氏ですが、国家最優秀職人章 MOF(2011)、国家功労勲章(2017)、
野菜と果物の彫刻大会でフランス&欧州チャンピオン(2008)他数々の受賞履歴をお持ちの方で、
特定のホテルやレストランに所属するのではなく、ホテル学校、調理師学校で教壇に立たれたり、
国際コンクール参加者のトレーニング、イベント・オーガナイザーとしてイベント構築、
講演活動、新商品作りの研究開発やPRなど幅広く活動されています。
来校してくださることになったきっかけは
本校が取り組んでいる「泉州美食EXPO」の活動に関心を持っていただき、
ジョノー氏からのコンタクトにより、
泉州食材の産地見学と本校での特別講習が決まりました。
●午前の部:食材を知ろう!泉州食材を収穫体験/水なす 中出農園様
午前は、貝塚市の中出農園様を訊ね、
「水なす」に関する説明と、収穫体験をしました。
中出様から収穫の終わりは9月末で、1月から定植(苗床から畑に移すこと)までの3カ月は
土を休ませ、次の収穫までの土づくりの大切な期間であることを伺いました。
食材は発注して納品される「モノ」ではなく、
生産者の方の隙のない毎日の積み重ねから生まれることが良く分かった収穫体験となりました。
ジョノー氏も、フランスにはない「水なす」の品質に驚かれていました。
ジョノー氏のお言葉によれば、
「我々料理人は、丁寧に仕事をされている生産者の方がいてこそなので、
生産者の方には常に敬意を払っています。」とのことです。
中出様への関わり方を見ていて、料理人として、人として一流との方の姿勢を学ばせて頂きました。
●午前の部:フレデリック・ジョノー氏の”新鮮な食材をアートに昇華する実演講習”
マスクメロンをバラに見立てた作品をつくっていただきました。
ジョノー氏からは、「自分は情熱と感動を伝えるためにこの仕事に没頭して取り組んできました。
皆さんが目指している仕事は、喜びと感動を与える事のできる最高の仕事です。」と、
力強く、温かいお言葉を頂きました。
参加してくださった高校生の方、在校生には
目指す道に間違いがないという自信を与えてくださいました。
大先輩の背中ははるか先にあり、今は何も見えていませんが、
大阪調理製菓専門学校で料理人、パティシエ、パティシエールとしての基礎基本を学び、
多くの人の心を動かすことのできる料理、お菓子を一緒に目指しましょう。
大阪調理製菓専門学校で皆さんと学ぶことができる日を楽しみにしています。
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