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サスティナブル

2021.07.31

コンポストレストランと地産地消レストラン〜世界規模の貢献ができる人材〜

SDGsが中高生の教科書に掲載される数年前から世界のフードシステムの大改革が始まりました。

近年は、東京を中心に活躍されている一流の料理人、パティシエの方が「コンポスト」を意識を高めています。

フードロス と向き合う一流

フランスやイタリアなど世界の美食の街はNEWnormalな「フードロス 」を解決する取り組み。
 ※フランスは2016年に食品ロスの削減に向けた取組が進められています。(食品廃棄規制法)

4年後の関西・大阪万博を見捨た人材育成をしているDAICHOは、フードロス を実践のレストランで解決する方法を学びます。

コンポストレストラン(フードロス を解決する循環型レストラン)

1)「大量調理」を実践実施→プロの食業界と同様、廃棄食材(まだ食べられる)が発生。
2)公立高校の農業を学ぶ高校生→肥料に転用し、有機野菜の肥料として活用する。
3)DAICHO生→その有機野菜をプロの料理人を目指すDAICHO生が料理を作り、お客様に提供するレストラン。

  

 

学生が広東鍋の鍋振り!!

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【学生へのインタビュー】

Q)コンポストのプロジェクトを聞いた際にどう感じた?

A)「そんなことができるんや!」と思った!
※目をキラキラさせながら伝えてくれました。

「農業の知識がないので、関心と感動と驚きが同時に来ました」
「地元の高校だったの身近だし、驚きがあった」

 

Q)肥料転用は「分別」が重要なポイントだが、面倒ではないか?

A)
『(廃棄食材が)生まれ変わるのなら、面倒ではない。』
『今では癖づいている。自分たちにとって意識づけになっている。』

 

Q)コンポストでできた有機野菜を見て感想は?

A)
『本当にできている!』と思ってびっくりした。
『勝手に、未発達な野菜ができると想像していたので実際の大きさに驚いた』

Q)地産地消のレストラン(一般客向けのレストラン)を重ねて、今回からコンポストの有機野菜を使ったが、今まで何か違ったか?

A)
『僕らが協力して育った野菜と思った「大事に」「特別美味しくしたい」と思った。
『野菜づくりから協力できたことが嬉しかった』
『実際に(肥料転用してくれた)公立高校へ見学に行ったので、有機野菜ができるまでの労働力を知っているので今回のレストランはより力が入った』
『生産者の方に感謝の気持ちを持って調理することができた』

 

Q)コンポストレストランをプロジェクト1回目が終わってどう変わった?

A
『自分たちの調理で出す、廃棄食材は肥料になること、役に立つことが理解できたので、捨てない。』

『将来独立開業をしたいので、SDGsに力を入れている農家さんとビジネスを一緒にしたい』

『コンポストはこれから発達すると思うし、フードロス はどんどん重要なか課題となる、今回のような貢献(SDGs)は、調理師として広げられる立場で、協力したい』


Q)地産地消レストランとコンポストレストランの違いは?

『地産地消』泉州自給率100%レストランは、『発見がある』レストラン
『コンポストレストラン』は『感動とずっと待ちわびていたので「待望」のレストラン』

『今回、コンポストに携われたことは財産。』
『1年生の時は基礎基本の切り物から始まっていたので、食材は技術習得のための練習するものという視点から、今回、『食材』の考え方が変わった。』
『今は捨てる部分が出た場合、『何かに使えないか』と考えるようになった。』

地球規模の貢献ができる人材にたくましく育ってくれております。
2025年の関西・大阪万博まであと4年。
若き、料理人たちは、大きな一歩を歩んでくれています。